先日、数年ぶりの大寒波によって、東京都内でも積雪が降りましたね。
午後から降り始め、アレヨアレヨと言う間に積もり始めて、気付いた時にはかなりの雪が積もっていました。
僕は幸運にも(?)インフルエンザで自宅療養していたため、この積雪の影響は全く受けなかったのですが、関東地方、特に東京都内の交通のマヒと帰宅ラッシュ時間帯との重なりは地獄のようでしたね。
夕方のニュースで繰り返し映される新宿駅や渋谷駅の構内は、一様に黒いコートを着たサラリーマン達でごった返し、入場規制された駅のホームに並ぼうと行列をなしている姿は難民のようでした。
1日8時間以上働いてグッタリと疲れている状態で、あんな行列に並ばされるなんて・・・。
想像するだけでも、長いため息が出るほど疲れますよね。
自宅で熱にうなされながらこのニュースを見ていた僕は、ふと疑問に思うことがありました。
このサラリーマン達は、そもそもなぜ、雪が降ることが分かっているのに、定時間際まで仕事させられてるんだろう?と。
今回の大雪に限らず、台風が関東を直撃した時もそうですが、悪天候の影響で電車が止まっちゃうだろうということは、天気予報を見ていたら小学生だって予測できることです。朝、家を出る時点で。
そのため、帰宅時の混乱を避けるために、何かしらの行動をとることはできたと考えられます。
たとえば、会社へ出勤せずに自宅勤務をする、とか。
電車が止まったらタクシーで帰れば良いという声もあるかも知れません。
しかし、駅周りで待機しているタクシーの台数なんてたかが知れてますし、電車に乗れずに溢れた人を全員運ぶことなんて、まず出来っこありません。
タクシーを捕まえること自体、かなり難易度が高いのです。
人によっては、タクシー代がバカ高くなってしまうこともあるでしょう。
(まあ、会社が払ってくれるのかかも知れませんが)
もちろん、こんな大雪や台風の暴風雨の中を自宅までテクテク歩いて帰ることは論外です。
視界不良による事故や転倒などもあるため、危険極まりない行為です。
こんなことでもし社員が怪我でもしてしまったら、人手の不足などの悪影響が会社側に出ますよね。
※実際、僕が現在勤めている会社にでも、今回の悪天候の中出社して転倒し、足の骨を折ってしまった人がいたそうです。
そう考えるとやっぱり、事前の予報で大雪や台風などがくることが分かっているのなら、会社にわざわざ社員を呼び出して仕事させるのなんて、非常識・非効率で頭が悪いことだと言わざるをえないんですよね。
今の世の中、会社のパソコンにリモート接続して遠隔操作し、仕事をするなんてのは簡単なことですし、スマホがあればSkypeやLINE、ChatWork など、他の人とのコミュニケーションに支障があるなんてことはありえません。
もし顔を見ながら複数人で会議したい場合でも、パソコンやスマホがあれば、自宅で出来ちゃうんですよね。
顔を見ながらじゃないと会議できない理由は、僕は理解できませんが。
今回の悪天候のように通勤が難しい状況下においては、これら便利ツールを使って業務に励むという選択肢があってしかるべきだと僕は思います。
しかし、IT技術力を持っているはずの大企業ですら、こういった業務形態が浸透しているという話はあまり聞きません。
朝も夕方も通勤ラッシュに社員を放り込み、ひとたび電車の交通のマヒが起これば、朝なら「出来る限り早く出社してこい!」夕方なら、」気をつけてお帰り下さい」、と指示しているのが現状です。
業務時間内に会社の利益のためにしっかりと働いてくれれば、業務時間外(通勤時間含む)で社員がどんな目にあっていようとも、会社はお構い無しと言っているようなものです。
大企業に勤めている優秀なサラリーマンですら、大雪が降っていようが暴風雨だろうが、地震で日本中が混乱していようが、スーツを身につけてノコノコと通勤しています。ハッキリ言って異常です。
平日は仕方ないとしても、社員の身の危険や非効率性などを華麗にスルーしつつ、わざわざ社員呼び出してまでやらせる仕事って、果たして意味あるんでしょうかね。
緊急事態の時こそ、社員に臨機応変に対応させるよう指示を出すのが、経営者として求められる資質だと思うんですが。
大企業だろうが中小企業だろうが、今の日本の経営者の大半は、まだまだ『仕事は絶対に職場でしないといけない』なんていう古い昭和の固定観念に
取り憑かれてるんでしょうね・・・。
こういう状況を見てみると、改めてサラリーマンであり続けることのリスクを感じますね。
自分の時間ではなく、他人の時間を生かされているというか、自分の人生の主導権を他人に握られているというか。。。
一刻も早くこの残念な状況を打破し、自分の人生の主導権を奪い返すためには、やはり副業や投資といった、自分が手を動かさなくてもお金が入ってくる状況を作り出すしかないように思います。
僕も現在、会社に勤めなくても十分な不労所得を得られる状況を作るべく、いろいろ勉強したり行動したりしています。
基本的に勉強も行動も1人で孤独に行うため、それ自体が辛く感じることもあるのですが、今回のニュースのように、日本企業に勤め続けることのデメリットをタップリと見せつけられると、やはり大変な思いをしてでも会社勤めをやめるために頑張ろうと思えますね。
今はまだまだ一月あたりの不労所得は微々たるものですが、2018年中には月収数万円の不労所得を得られるように努力していきます。
まあ、何が言いたいのかさっぱり分からない文章になってしまいましたが(笑)、会社に言われるがままに理不尽な思いをしているサラリーマン(自分含め)を見て、やるせなくなったので書いてみました。